EFTの効果を高める方法あれこれ

EFTの効果を高める方法

効果的にEFTを動作させるには、体験が重要です。

未経験の人は一度で良いので、イントロ講座や体験会に足を運んでみることをお勧めします。

SUDが0になる瞬間の体験があれば、どうなればうまく行っているかがわかります。

逆に言えば、これがわからないとEFTが聞いている気がしません。

体験を高めるために。

EFTの体験自体を高めるには、身体の感覚を鋭敏にすることがお勧めです。

ちょっとした変化を、『あ、変わった』と感じることができれば、変化を受け取れたということになります。

最近多いのは、頭だけで考えて身体の感覚を遮断している人。
脳は五感の信号で判断をしますので、身体の感じや、視界、音の聞こえ方が変われば変化したと受け取ります。

そのために、身体の感覚を遮断しないようにトレーニングをすると良いです。

うまく行かない人は、この部分ができていない場合が多いです。

ネガティブ思考で、身体の変化を取れない(肩が凝ってもわからない、冷え性がわからないなど)場合は、病気にもなりやすいので要注意です。

身体の感覚を遮断しないようにトレーニングとは?

それは、身体の感じに意識を向けることです。

簡単なものでは、意識して腹式呼吸をすることです。

もっと深くやりたい場合は、レイキヒーリングや、ヨガ、ピラティスなど、身体の動きと意識が連動したものをお勧めします。

どうして、身体の感覚を遮断するのか?

何か辛い体験をした場合に、人は自分を客観視して痛みを抑えることができます。

子供の頃にその体験をしてしまった場合、痛みからの脱出ができたのだから、子供的には大成功です。

脳は一度学習した成功体験を繰り返します。

子供のときに成功すると、新たな学習が成されるまで、大人になっても繰り返します。

こんな人は要注意。

  1. 身体の感覚がよくわからない。
  2. いつも自分を客観視している。
  3. 主観的になれず、お祭り等で盛り上がれない。
  4. 自分の中に複数の自分がいる感じがある。

EFTセッションについて

電話で使う。

電話でEFT をする際の方法について考えてみます。

現在は、インターネットでも音声やビデオ通話ができますので、より簡単にEFT のセッションができるようになっています。

電話でEFT をする場合には、クライアントが、EFTのやり方を知っていることが必要です。ただし、全くやったことがなくても電話でリードできるのであれば、資料だけメールや郵送で送って読んでもらったりしていれば十分対応できます。

クライアントの利点

クライアントは、プラクティショナー(EFT実践者)に会いに行かなくてもセッションができます。電話であれば、直接会わないので付随する問題から解放されるかもしれません。

プラクティショナーの利点

セラピールームを持たずに対応できる。
深夜帯でも短い時間でEFT を効果的に行うことができる。
他にも利点があるかもしれません。整理してみましょう。

EFT で恩恵を借りる

グループでEFT を行うと、自分にはないはずと思っている(理性の判断)ものでも、感情や信念が解放される場合があります。自分の中では、それが当たり前になっていて見えていない部分が、他の人の問題を一緒にEFT をすることで自由になっていきます。

子供にもEFT

子供は大人の鏡です。大人がストレスを抱えていたり、間違った信念で生きていくと、それは必ず、身近な子供に影響を与えます。小さいうちから、EFT を覚えておけば、強いストレスに遭遇した際に、自分で軽減したり自由にしたりすることができます。

学校でもEFT

集団の中にいると必ずストレスが発生します。うまく受け流したり、コーピング(ストレスに対処する心の技術)を持っていればいいのですが、なかなか学校の中では難しいのが現実です。

EFT は幼稚園生でも使える(実績あり)技術ですので、学校の先生や保護者の方が積極的にEFT を使ってくれれば、学校の中にも広がっていきます。

保護者間の問題にもEFT を使いましょう。

そうやって、子供の世界をストレスフリーの世界にしていきましょう。

会社でもEFT

残念ながら、学生時代からのストレスを引きずっている方も多いようです。
職場でいじめがあるとか、そういう話も聞きますし、鬱や精神的な疾患の割合も多く、エモーションフリーにも、そういう状況でEFT を学びにくる方が多いです。

そうなると回復までに時間がかかりますので、そうなる手前でEFT を使って、感情、信念などを解放しましょう。

EFTで核となる問題を探す質問や方法。

質問方法

多くの場合、本当の問題とは別の現象として問題が表出することがあります。問題の核を探すことは、芸術的な技術です。

そして、それは誰でも経験や知識とともに習得可能です。

質問は無意識に介入する強力な手段です。

質問には、曖昧にすることによって、相手に曖昧な部分を補わせることで、無意識レベルに介入する方法と、普段、当たり前になりすぎていることを、切り分けたり、削除されているものを復活させたり、ゆがんでいるとらえ方を元に戻したりして、真実を得る質問があります。また、前提(本人が信じて疑わないこと)を変えることで新しい見方を得る質問も有効です。

「もし、もっと深い感情的な事柄があるとしたら、それは何だと思いますか?」

「もし、再度、人生を生き直すことができるとしたら、どんな出来事あるいは人を、そこから消したいですか?」

※注
このあたりの質問法についてはNLPで使われている質問に過ぎません。しかし、このタイプの質問では本質的な問題にたどり着くまでに時間が掛かりすぎます。最新のエモーションフリーEFTでは本人の知らない問題も見つけることができます。

言葉の真意

人が普段使っている言葉には、その人の経験や価値観から、独自の意味が負荷されている場合があります。

例えば、結婚したいのに、結婚できない人がいました。

結婚の言葉の裏には別の意味がありました。

結婚=自由がない

自由がないというのは比較的避けたい状況だと思いますが、その人は自由がなくなることを恐れて結婚になりかけると自ら状況を壊してしまうことを繰り返していました。

人の行動は、頭の思考で決まります。

何気なく考えていること、その時使った言葉の真意で、結果が変わってきます。

言葉の真意を探す方法

信念めいたものがあれば、それが現実化することがあります。

EFTではそのあたりを探す方法や考え方がありますが、ちょっと効果として弱いです。

そこで私の方で別の方法を考えて、誰でも深く調べる方法を用意しています。

EFTではありませんが、線の思考法、こころマップという手法がそれに当たります。

エモーションフリーEFTの手法と組み合わせると、問題の根本を探り出すことができます。

EFTはどんなことに使えるの?

あらゆることにEFT を使いましょう。

何かの道具が必要と言うこともありません。ちょっとの時間でできます。

効果があるかどうかはやってみないと分かりませんが、何にでも試してみてください。

不安 / 交通事故 / 退屈 / うつ / 悲しみ / 罪の意識 / 頭痛 / 生理痛 / 不眠症 / 制限された信念 / 失恋 / 身体的痛み / パニック障害 / 恥ずかしさ / 緊張 / どもり / ストレス / 自信喪失 / 性的虐待 / スポーツの上達 / トラウマ / PTSD / 戦争の記憶 / 依存症 etc

恐怖症(対人恐怖症 / 歯科恐怖症 / 動物恐怖症 / 虫恐怖症 / 先端恐怖症 / 乗り物恐怖症 / 高所恐怖症 / 水恐怖症 / その他恐怖症)

ちょっと変わったところだと、催眠暗示の解除に使うことができました。ネットの一部で流行っていた好きな気持ちにさせるような催眠もEFTを使うことで解除できます。

失恋を引きずっているケースの多くは、知らず知らずに好きだと思い込んでいる自己暗示によって、その人以外を見ることをできなくなっているときに起こります。

恋愛中に、気持ちの確認をされるときにそれは入ります。

例えば、『私のこと好き?』なんて聞かれる場合です。彼氏彼女にそんなことを聞かれると、どうしても『うん』と肯定するしかありません。
否定したら終わってしまいますからね。

本人の気持ちにかかわらず、こんなやりとりを続けていると、心理学で言う認知的不協和という現象が起こります。
気持ちよりも意思表示した方が優先されます。

結果として、分かれる頃には『その人だけが好き』なんて気持ちになっている場合があります。

実際に、失恋を引きずって、半分ストーカーになりかけていた人も、EFT一発で、どうでもよくなっています(実績値)。

全てのケースで同じようになるとは思っていませんが、方法を知ってチャレンジするのはそんなに大変なことではありません。

感情を解放できずに抱えているとどんどん苦しくなって、良くない行動に発展します。

ぜひ、どんなことにもEFTを使ってみてください。もしかしたら、グッと楽になるかも知れません。

EFTで身体的問題に対処する

身体的問題

身体的問題とは、胃痛、頭痛、ムカムカ、精神的な問題などの問題が身体に出ている場合です。

以下のようなものを見ていきます。
・ 痛みの場所
・ 痛みの感じ
・ 痛みの温度
・ 痛みの範囲
・ 痛みのSUD

そういったものを感じながら観ていきます。理由がわからなくても、嫌な感じがする場合があります。そんなときは、身体上に現れる感じについてEFT を行いましょう。

身体的な言葉

心は身体と繋がっています。
上手く言葉にならないときは、体に表れた感覚をベースに言葉を組み立てていきます。
身体感覚を解放できると問題が解放されている場合があります。
胸の奥がズキズキする、など。

そういったものをセットアップフレーズ、リマインダーに組み込んでいきます。

身体的な問題の取扱い方

  • 多くの身体的な病気は、感情面から生じているという重要なコンセプト。
    身体的な問題は感情に関係していることが多く、EFT をすることで身体的な問題も解消、軽減することが多い。

  • 症状を厳密に特定することの有効性。
    症状を厳密に特定することで問題を具体的に絞り込んでいくことが可能です。

  • 痛みの追跡が役立つケース。
    身体的な症状がEFT で消えないときの、感情的な原因があると仮定して質問するときは、

  • 具体的に行う。
    痛みの場所、痛みの具合、痛みのSUD など。

  • さらに具体的に表現する。
    どんな風に痛いか?

などを聞いていきます。そして、その感覚に感情があるとしたら、何だと思いますか?
その感覚があることに対して、何を感じますか?
解消を妨げている感情的な問題が、あるとしたら、それは何だと思いますか?

その感覚をどういう感情だと、本人が感じているのかを聞いていきます。

※私たちが行うのは、医療行為ではありません。診断や投薬に関するアドバイス、医療的な措置ではないので、絶対にしてはいけません。医師でないものが、そのような行為をすることは法律で禁止されています。