EFTとエモーションフリーEFTの違い

少女

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いながき@ありがとうです。

EFT、感情解放テクニックは、米国のゲアリーさんが作ったタッピング療法です。
ネガティブな感情はエネルギーシステムの混乱というコンセプトのもとに、セットアップフレーズを唱える方法と、タッピングをしてエネルギーを整える方法の2つからできています。

EFTは2分程度の時間で、問題を解放できるので当時は画期的な方法として登場しました。
現在は亜流も含めて様々な方法が考案されています。

エモーションフリーEFTはEFTと違い、タッピングを行いません。タッピングは特に必要なく、セットアップフレーズを唱える方法のみで解放を行います。

EFTのセットアップフレーズが本人の覚えている問題を中心に行うのに対して、エモーションフリーEFTのセットアップフレーズは、問題を特定するロジックが別に有り、それに従って問題を見つけてセットアップフレーズを作成します。

エモーションフリーEFTの場合、問題が正しく特定できれば、EFTでいうところのSUD(主観的な痛みの指数)が確実に3、下がります。

問題の特定方法のうち、原初問題である場合、それに起因するあらゆる問題が影響を受け解放されます。

大抵は、原初問題の影響範囲が大きいので、100程度の問題が解放されることがあります。
また、リクエストと呼ばれる後天的に発声し続ける問題について言及していて、日々、解放を必要としますが、通常のセラピーでは表出しない問題はやらないので、表出したときには大問題と言うことがあります。
エモーションフリーEFTは潜在的な問題についても積極的に対応していけます。

セラピーが不得意とする、思考タイプの問題も、エモーションフリーEFTは得意としていて、思考を止めることが多々あります。それによって、執着していた思考が停止し、問題から解放されるという事があります。

整理するとエモーションフリーEFTの特徴は、

1.エネルギーではなく、身体の状態を変えて脳に再学習を促す。
2.タッピングを必要としない。
3.特有の問題特定のロジックを持っている。
4.原初問題をアプローチすると多くの問題が影響を受け解放される。
5.潜在的な問題を積極的に対応。
6.思考的な問題についても対応。
7.現実の問題から遠いので、感情的になることが少ない。

となります。

また、エモーションフリーEFTを更に進化させた、エモーションフリーは高速性を重視し、本人が気がつかないうちに問題を解消することを行っています。