EFTのセットアップフレーズの作り方とコツ

セットアップフレーズの作り方

【事実+受け入れる】が基本型です。

バリエーションや発展系はありますが、基本だけ押さえてもらえれば、まず問題はありませんので、何でも当てはめて今あるネガティブな状態をポジティブに言ってみましょう。
○○○の部分はアファーメーションにもなります。

【事実】と感じている。そんな 自分自身を深く受け入れます。
【事実】と感じている。その気持ちを持っている自分自身を深く愛します。

セットアップフレーズは具体的な方が効果的です。

事実の部分は、自分がどう感じているかを具体的に言うことが大切です。

セットアップフレーズのコツ

1.感情があるとき
様々な感情があるときにこんな風にセットアップフレーズを使ってみましょう。

『私は○○という感情を持っています。その感情を持っている自分を深く受け入
れて、自分自身を深く愛します。』

○○の部分を具体的に宣言してください。例えば、『Aさんにされた仕打ちは許せなくて絶対に許せない』という感じです。

2.信念があるとき

様々な信念があるときにこんな風にセットアップフレーズを使ってみましょう。

『私は○○という信念を持っています。その信念を信じている自分を深く受け入
れて、自分自身を深く愛します。』

○○の部分を具体的に宣言してください。

例えば、『親からグズだといわれて育ってきて、そう信じてきた』という感じです。
日本語的にはちょっと調整 してみてください。
ここでは信念は事実かどうかはどうでもいいです。
信念によって本来のあなたが制限されているのであれば、是非やってみましょう。

3.思考があるとき

EFT では比較的不得意とされているケースのようですが、このようにセットアップするとググッと利きます。

EFT は体感がある場合、利きやすいのですが、頭の中で思考している場合、あま
り体感が出ない場合があります。
それは思考だけがネガティブであって体はそれを感じていない場合です。

そんなときはこんな風にセットアップフレーズを使ってみます。
『私は○○という思考を強く持っています。その思考を持っている自分を深く受け入れて、自分自身を深く愛します。』

これだけでグッとSUD が下がることがわかると思います。

こんな時はうまくいっていない。

セットアップフレーズを使うときは心理的逆転(理性では解決したいけれど、別の部分で解決したくない場合)を解除する場合によく使いますが、SUD が1 程度
しか下がらない場合、セットアップフレーズが的外れだったりする場合があります。
思考の問題なのに、感情としてセットアップしているときなどがそうです。

そんなときはセットアップフレーズを適切に変えてみてください。

EFT をうまく行うコツは、問題を具体的にする、セットアップフレーズを調整する、繰り返すなどをしつこく行うことです。