いながき@ありがとうです。
感情解放がうまく行かないときに、幾つかの点を注意するとうまくいくことがあります。
問題がズレている
まずは、そもそもの問題を見つける方法に難があって、問題がズレている場合です。
通常、クライアントの話を聞いて問題を特定していくと思いますが、それでは歪曲されたクライアント目線の情報しか集められません。そうすると、クライアントのセラピストを仲間にしたい、擁護して欲しいという意図が入ってしまう場合があって、正しい情報とは言えません。
もちろん、良くなりたくないというクライアントは平気で嘘を言います。本人の自覚はありませんので、そこを改善しないとうまく行きません。
だから、客観的事実のみを集めて問題を探す方が確実です。
良くなることを拒否する
人には、いろいろな意図が混在していますが、そのうちの幾つか、それも強いモノが別のメリットのために、良くなることを拒否している場合があります。本人の拒否はセラピストのあらゆる作業よりも強いので、それを変えない限りうまく行きません。
環境的にずっとやってきている場合が多いので、その考え方そのものをしなくても済むんだという風に理解することで消えていきます。
最上級は大事な人に愛されることなんです。
身体感覚がうまく機能しない
知らない人には結構難問なのが、人はそれぞれ違うと言うことです。
問題が違うとかそういう意味ではなくて、五感の使い方が違うと言うことです。 だから、本来身体で感じられるモノがあれば、それをきっかけに変わることが出来ますが、感じる力が弱すぎるか、遮断しているので、その信号が脳へ到達しません。
結果として、変化がわからないと言うことになります。
これは思考タイプに多くて、何事も感覚ではなく頭で考えてしまうことにより起こります。
大抵は、こんな順番で起こります。
- 子供の頃に辛い目に遭っていて、何かの拍子に自分を客観視する。
- 客観視することによって、痛みが軽減して、大成功となる。
- それ以降すべてを遠ざけてしまう(痛みが減るという大成功のため)ようになり、良いモノも悪いモノも遠ざけてしまう。
- 入ってくる情報が少ないので、思考で補う癖が形成される。
- 身体の情報に頼らずに思考だけで正解を出すため、身体のストレスを無視する傾向となり蓄積。
ここまで進んでいくと、あとは蓄積が限界を超えると鬱とかパニックになるようです。 セラピーを受けても、思考で解釈しようとするため、身体の感覚の変化を無視するので効果が実感できず、これは効かないという認識をしてしまいます。
この場合は、最初からセラピーをしようとせずに、まず身体の感覚を取り戻すことをします。
実際、メンタル的にどん底になって、ヨガをして復活した人をたくさん見ていますが、そういうことです。
身体を意識して生活すれば、不快な感じを追い出して快適になっていきます。
セラピーが効かない人は、その不快な感じすらもよくわからないので、見た目問題なさそうでも、限界を超えると症状が出ます。
キャパシティの小さい人は意識して身体を感じる練習をしましょう。
大人になれば、嫌なことは客観視でいいです。 幸せや愛されていると言うことは主観的に、主人公として感じましょう。
そうするだけで、毎日はカラフルに見えてきます。 味覚や嗅覚も復活してきます。
なんだか言葉には出来ないけれど、うれしかったり、楽しかったりしていきます。
今、きついと考えているの人は、是非、私とコンタクトしてみて下さい。