EFT(感情解放テクニック)用語集

心理的逆転(Psychological Reverse)

心理的逆転とは、エネルギーの流れの極性が逆になっている状態です。

例えば、頭では解決したいけど心では解決したくないなど、心理的な矛盾がある場合が多いようです。そのこと自体にEFT をすると効果が上がる場合があります。

アスペクト

感情の問題はいくつもの側面(問題)を持っている場合が多いです。この側面のことをアスペクトといっています。
EFT で効果を挙げるには、問題を具体的なアスペクトに分けて、それを一つ一つ取り扱っていくのがコツです。

アスペクトが特定できないときは『この感覚』 『この嫌な感覚』などの言葉をセットアップやリマインダーに使い、1 か月以上、同じ問題についてしつこく継続してEFT を行う。

SUD

SUD(Subjective Units of Distress:苦痛の主観的単位)

自分の感情を数字で表してみます。感情が確実にある場合は、1から10(10が最大)で今の感情(怒り、いらだち、悲しみ、寂しさなど)を数字で表します。EFTではこの数字を0にすることにより、感情を解放していきます。

EFT では、この数字を0にすることを目標にして感情を開放していきます。

9ガミュート

ほとんど使うことはありませんが、SUD が下がりづらいときに使います。

ガミュートポイント

拳を握り薬指と小指の間を手の甲に探っていくと、ぶつかるところがあります。
そこかほんの少し指を戻すと窪んだ所があります。そこがガミュートポイントです。

ガミュートポイントをタッピングしながら9つの動作をする。

  1. 眼を閉じる。
  2. 眼を開ける。
  3. 眼を左斜め下に向ける。
  4. 眼を右斜め下に向ける。
  5. 眼をぐるっと一回りさせる。
  6. 眼を逆方向に一回りさせる。
  7. ハミングする。(ハッピーバースディ・トゥ・ユーなど)
  8. 1から5まで数える。
  9. ハミングする。(ハッピーバースディ・トゥ・ユーなど)

トキシン

  • 感情の解放を妨げる物質をトキシンといいます。
  • トキシンは、人によって違いますが、食物から衣類の繊維など、食べたり触れたりするもの全てが対象です。
  • トキシンが感情の解放を妨げている場合、それを取り除く必要があります。
  • EFT ではトキシンに対してEFT をすることで解消できます。

EFT(感情解放テクニック)とは何か?

EFTとは

EFT(Emotional Freedom Techniques)とは感情解放テクニックの略で、身体のツボをタッピングしながら、言葉を発することで、感情というエネルギーを流し出して、正常な状態に戻すエネルギー療法です。米国のゲアリーさんが作りました。元々はTFTを学んだゲアリーさんがより多くの人にも適応できるように簡略化し、発展させたものです。

EFTのコンセプト

EFT は、極めてシンプルなタッピングにより、効果を挙げられる感情解放の手法です。基盤となる考え方は、『あらゆるネガティブな感情(怒り、不安、悲しみ、恐怖などなど)は、体のエネルギーシステム内の混乱が原因で起きる』というものです。

 EFT は嫌な感情を消去するものではありません。混乱したエネルギー状態を元に戻すものです。

EFTの仕組み(イメージ)

EFTの仕組みをイメージで説明するとこんな感じです。 

針を使わない鍼灸
EFT は身体にある経絡に溜まったエネルギーを言葉とタッピングで流し出します。エネルギー(気)の流れを整えるためにツボをタッピングします。

しかし、鍼灸師さんに聞いて見ると、そのツボはどうかな? というのが率直な感想でした。 

Wikipediaでも、批判が出ています。

Skeptical Inquirer誌は、反証可能性の欠如、事例証拠への依拠、インターネットと口コミによる積極的な宣伝を理由に、EFTを疑似科学に分類している。EFTの創始者ゲアリー・クレイグは、経穴のタッピングは経路のエネルギーの流れを操作し、混乱を解放するのだと主張している。鍼師が用いる経穴のなかにはEFTでは用いられないものもたくさんあり、そのような経穴をタッピングすることは偶発的効果を引き起こすかもしれないと示唆されている。懐疑主義者は、そのような議論はEFTを科学的方法によって検証できないものにしているので、いくら有用だと考える者がいようと、疑似科学に分類するべきだと主張している。EFTがうまくいくのは、ツボをタッピングすることによる仮想の「エネルギー経路」の操作ではなく、「より伝統的な治療法と共通する特徴」によるという考えもある。経穴や経路の解剖学・組織学的根拠はまったく知られていない。プラセボ群を用いたEFT仮説の検証によると、プラセボ群はEFTの標準的方法に従って処置を受けた患者と同程度のよい変化を示す。オリバー・バークマンは2007年に、複雑な順序で体をタッピングする動作に気持ちを逸らす効果があり、そのために根本的なストレスを緩和するように見える可能性があると示唆した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/EFT#.E6.89.B9.E5.88.A4 より、2012/02/17に引用。

EFT ウェブテキスト

2つのEFT

このサイトでは、2つのEFTについて書いていきます。

1つめは、広く日本でも使われているEFTです。

このサイトでは基本のEFTと呼ばせていただいています。

2つめは、私が作っている進化形の【エモーションフリーEFT】です。

多くのEFT実践者が、その手法を知って乗り換えてしまう技法です。

注目点は、手法の違いではなく効果です。

クライアントを楽にする手段として極めています。

もう、これ以上進化することはないのと思います。

それ程の簡略化を行っています。

多くの問題は都合4回のセットアップのみで、タッピングなしに終了します。

問題が終わってしまうので、それ以上やる必要はありません。

サイト運営者

サイト運営者は、『いながきまさのぶ』です。

EFTでも、数千人のセッションを来ない、EFTを検証し、変えるべきところを変えています。

米国NLP協会認定のNLPトレーナーであり、運命学研究者です。

元々はEFT-JAPANの初期スタッフです。

独自のエモーションフリーEFTを作り上げています。

NLP的視点、運命学的視点から、高速な感情解放を作り上げました。