いながき@ありがとうです。
結構、セミナーに申し込んで来られないとか、何かをやろうとして邪魔が入るという人がいます。
ちょっと離れたところから見ていると、それはやりたくないことなんです。
個人の行動だけを見るのではなく、関連している人や事象を同時に見ることができるようになると、身体の中で起こっていることが手に取るようにわかります。
これは、エモーションフリーの4番目の法則ですね。
困難に立ち向かえない、それがイヤだ
やってみたら、想像してみたら、嫌な感触があったというものですが、感情・感覚的な問題です。
それに対するイメージとか、過去の体験から、避けたいという思いが出てきて、回避行動が発生します。
これがあるうちは、行動がスローになるか、やめてしまいます。
気が乗らないのは、何らかの障害を感じているからで、それは頭、理性では理解できません。
そもそも何でも理解できるなんてのは幻想ですが、人はそう考えがちです。
特に問題を抱えている人は、思考で何とかしようとする傾向が強いですが、身体の中すら満足に見えないのに、それはないですね。
感情・感覚的な問題を解決する
こんなことに、心理学なんて使う必要はありません。
ただの身体の反応です。よくトラウマとか過去の傷とか言う人がいますが、気持ちが落ち込んだり、怖い感触が出るのは、ただの身体の記憶です。
だから、心理がどうのじゃなくて、身体の記憶に対処した方が現実的です。
大抵の問題が数分で終わるのは、私のアプローチがそれだからです。
なんだか、整体師のようですが、身体になんか触りませんし、会話も最小限でやります。
インタビューはします。情報がないとわからないので、情報を集めるという意味で。
ただ、カウンセリングのように世間話をしても仕方ないんです(中にはそれが目的の人もいるので、聞くことはあります)。
重要なのは、同じような嫌な思いにならないことです。
エモーションフリーはシンプルです。
基本的に、245です。
- 2つの問題の切り分け
- 4つの考え方(これで問題が特定できます)
- 5つの対処方法
これだけです。
大体2時間くらいで教えられるので、あとは練習の日々。
ただ、普通のセラピーはクライアントの様子を見て成功判定をしますが、エモーションフリーは違います。
セラピスト側でクライアントの身体の状態をモニターできるので、問題が解決したかはわかります。
つまり、セラピストは、簡単なインタビューで問題を特定し、大して話をせずにアプローチします。そして、結果を受け取ります。
セラピストとクライアントが知り合いでないとしても、同じことができます。
カフェで、隣の席で喧嘩している二人。話の内容から不満を持っている側の意見はわかります。
それを問題としてアプローチして結果を受け取ります。
極論、会話無しです。
よく街中ですれ違いざまにやったりしてますけど、結局、その人は本来のいい状態に戻るだけなので、許可なくアプローチします。
これは、祈りに近い行為です。
人の無意識は、周りの環境を利用する
自分ができないとか、やらない理由を、自分だけではなく周りの人のせいにしている人がいます。
子供が熱を出したとか、身内が倒れたとか、そういうことも実は現象として捉えるなら、自分の気持ちで、その時間にやりたくないという思いが重なっていることがあります。
それをみつけることができたら、数分で問題は外れます。
そして、逆に言えば利用できるということです。
逆に利用するとは?
囚われの意識にいるときは、何事も失敗します。
それを見つけることができれば、その囚われから脱出できます。
しかも数分で。こんなに簡単なことはありません。
捕まったら逃げればいいんです。
捕まった→逃げる→うまくいく→自信がつく
この流れです。
でも、囚われていないって信じていたらどうでしょう?
努力してもうまく行かないことがあります。
囚われが認識できたら、その起点から成功パターンに持ち込む癖を作る、これも身体の記憶です。 そうすることで、安定した成功パターンが作れます。
これはNLPで教えることですが、囚われているのは自己イメージです。
これが外せれば、随分条件は変わります。 外すだけなら、エモーションフリーが早いですし、そのあとに成功パターンを埋め込むならNLPです。
どうやって実現するかにフォーカスした方がうまくいきます。
そのとき、『やらない理由あるの?』 って聞くと、『ないですよ』って皆さん、答えます。
私の周りは、やらない理由をこねている人は少ないです。
無意識の力は恐ろしいです。本人が解決方法を持っていないと、他人を使って妨害するから、仕方ない気分にさせられます。
でも、所詮気分です。何とでもなります!